マーティ

1955年度アカデミー賞作品、監督、脚色、主演男優賞、その他カンヌ国際映画祭グランプリも受賞。正統派人間ドラマだった。
精肉店で働くマーティ。家族や友達からは結婚しろとうるさく言われる。やっと彼女ができたものの(不細工な)、何かと理由をつけて周りの人たちは反対する。
1955年も今もb人間って変わらんね。自分勝手なところとか。ご都合主義の身内や友達の幸せを祝福できない仲間達、これらをスマートにみせてくれる。マーティの母親と叔母の会話シーンはたまらなく可笑しい。こういう会話、うちの実家でも聞いたなーーっていうありふれた日常を面白おかしくみせてくれる。これを書いた脚本家はスゲーよ。