鳥人計画
以下、ネタバレ
登場人物が多くて、ちょっと混乱してしまった。
単純で鈍感な楡井が峰岸に隠れて特訓に協力していたこと、それをやってのけたのが意外だった。前半の話からするとそんなことができるような人間とは思えない。で、結局は真犯人は夕子だったんだけど、これは拍子抜け。駆け足すぎでしょう。どんでん返しがほしくて無理やりくっつけた感じがする。これだったら峰岸が犯人のまま終わってくれた方が良かった
ジャンプ競技をとってもよく研究できててすばらしいんだけど、その分ストーリーが雑になってたかなぁ。やっぱ登場人物はシンプルに、で一人一人の人間描写の細かい東野作品が好きだ
酷評してしまったのだけど、さすが東野先生。面白かったです。
- 作者: 東野圭吾,角川書店装丁室
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2003/08/22
- メディア: 文庫
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