蜘蛛巣城
黒澤映画をみるたびに思うのだが、全くもって古さを感じない。あの迫力は何なんだ。ラスト、何十本もの矢に狙われ、逃げ惑うシーン、圧巻。最後の一撃は1本の矢が首にザクッと刺さる。鳥肌モノです。そんで、山本五十鈴さんの狂気な演技は夢に出てきそうだ。それに三船さんの眼力には引き込まれる。椿三十郎と同じ人が演じているとは思えない。三十郎は柔らかい表情だったからな。
とにもかくにも深い人間ドラマだった。人間は弱い。周りにまどわされることなく自分の信じる道を進め!っていうことか。
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