椿三十郎 森田バージョン
以下、ネタバレ
これを見ておもったこと、織田裕二は俳優としてすばらしいということ。見事に織田版の三十郎になってた。「あー、ここのシーンはこういう言い回しにするのか」とか、とても勉強になった。きっと脚本を研究したおして、あの演技になったんだろうな。ユージはすごかった!
とは対照的に、室戸役のトヨ●ワさん・・・うむむむむ。悪役にも侍にもなりきれてなかった。「待てい!待てい」と叫ぶシーンも、迫力なし。ちょっとビックリ。悪役特有のニヒルな笑みはよかったけども、侍としてはいかがか。もったいなかった。
で、本作との比較ですが、カットして欲しくないシーンがカットされてたり、殺陣のカメラワークが接近しすぎてたこととか、色々と文句をつけたい点はあるけど、それでもよく出来てたんじゃないかな。かといって、更なる黒澤リメイクを望むわけでもないけど。
- 出版社/メーカー: ぴあ
- 発売日: 2007/11/16
- メディア: 大型本
- クリック: 13回
- この商品を含むブログ (12件) を見る