ロード・オブ・ウォー

ニコラス・ケイジ主演。弾丸の数だけ札束が舞う―。“死の商人”と呼ばれた男の凄絶なる半生

某HPの評価が高かったので観てみた。
ユーリ(ニコラス・ケイジ)が武器商人として成功していくサクセスストーリーかと思ってたけど、そんな簡単じゃなかった。深いし、見終わった後にリアルに凹む。
ラスト30分まで淡々とストーリーが進んでて「この調子で終わられたらたまったもんじゃないなー」と思いながら観てたら、ラストでガツーンとやられた。
映画作成時、なかなか資金調達ができなかったてゆうのが納得いく。それによく上映許可が下りたよ。とはいっても、上映期間がめっさ短いが(圧力??)。
ストーリーとしては、山場が少なくて飽きるしイーサンホークは出番短いしイマイチなんだけど、これもラストに賭けてたからかなーと思うと納得できる。あと脚本が良かった。「核兵器より銃の方が問題だ。銃で死ぬ人が何万人もいるんだ」←このセリフに納得。
上映後、観客の足取りが重く見えた。
83点