アナログフィッシュ

bou_chan2005-04-22

上京して初の独りライブ!しかも初下北。緊張しました。

駅は大層混んでおり(しかも若者だらけ)、コート脱いだり半袖になったりなんか出来る雰囲気でもないので、駅ロッカーは諦める。イソイソと会場へ。
下北沢シェルターは、いかにもライブハウスて感じ。狭いし天井低いし地下だし。たまにアジカンやテナーがシェルターでライブしてるけど、彼等くらいメジャーなのがこんな小さいハコでやるとどうなっちまうんだろう…と妄想を膨らます。ほんで、当のアナログフィッシュは見事満員だった。

10分遅れでスタート。彼等の登場は、良い意味で味気ない。しかもステージで何やら打ち合わせしてる。こーゆーのは楽屋でするのでは???と思ったが、アナログらしいのでアリどす。
1曲目がスタートしたのに客達は誰も前に行こうとしない!たまげた。これまでに私が体験したライブだと一曲目で必ず前に押し寄せてた。おかげで私も前へ進めれず後方でみる羽目に。後ろにいたせいか、客質のせいか、踊っている人がいなかった。みんな軽くリズムとるくらい。ワタシ的にはジャンプもダンスもしたかったが、周りの態度が明らかに違ったので諦める。

客のダンス率は低かったものの(盛り上がってないわけではない、きっとアナログ特有)、ステージは熱かった。
まず佐々木 健太郎(Vo,Base)のパフォーマンス。本能で演じているとしか思えない。顔がイッてた。あの顔芸はマジやばい。それに健太郎は歌がうまい、当然だけど。
斉藤 州一郎(Drums,Vo)は体ほそーいのに重量感のあるドラムを聞かせてくれる。重さはあるけど音は軽いし、何より技術がすごい。それにほんとあそこまで楽しそうにドラム叩いてくれるとこっちも来た甲斐があったと思わせられる。彼も健太郎同様、何かが取り付いたかのように演じる。眼鏡が三回ぶっとんでた
そんな二人の中和剤が下岡 晃(Vo,guitar)。彼は淡々と演じてた、けどうまい。ニット帽のズレ具合もいけとる。彼がおるからアナログのあのグルーブ感は産まれたといっても過言じゃない。

本当、よいバンドだと思う。バンドマンがあんな綺麗なハモリなんか、普通はできんよ。息もピッタリ。ライブ楽しいー!てのは勿論だけど、何よりバンドを楽しんでいるのがすごい伝わって来た。彼らはまだまだ発展しそう。この調子だとゼップなんか余裕で満員にするようになるだろーな。でもゼップ以上でかい所ではやって欲しくない。ずーと、あの感じのままライブハウスでやってほしいわ。

ライブでは新曲もやってくれた。Town、CITYかっこいい。ほんと上手いなー
スリーピースなのにあんなグルーヴ感出されるとこっちはとろけてしまうわ
LOWが聞けてよかった、この曲あたりで佐々木の顔がやばくなった。
夕暮れが聞きたかったけど次までお預けだな

5月にセカイイチ+髭とやるライブに行こうか迷う。こっちはクアトロだし、ステージがよく見えるかもしれんしな。どーしよ。

↑なんか若い・・・